遂に発売となった3RD TYPE VINTAGE SUEDE JACKET。デザイナーが10代の頃からずっと着用しているヴィンテージのジャケットをモチーフにして素材をアップグレード。デザイナーにとって思い入れの強いこのアイテムをデザイナーの言葉で表現してもらいます。
3RD TYPE VINTAGE SUEDE JACKET finally released. Upgrade the material with the motif of a vintage jacket that designers have been wearing since their teens. We have you express this item which is strong in mind for designer in words of designer.
1980年代、雑誌の影響からヴィンテージの世界に興味を持って、リーバイスの歴史の研究を始めた。
ファッションの歴史を知るのであれば、全体的にファッションの歴史を調べた後に、ブランド(リーバイスやラングラー、ペンドルトンやラルフローレンなど)の時代背景を調べていくと非常に面白いし勉強になる。
はじめはリーバイス501に没頭した。高校の頃、コンサートの警備のアルバイトをしてお金を貯めて、初めて購入したパンツはリーバイスのbigEというモデル。たしかAタイプという紙パッチ付きのもの。
それからというもの来る日も来る日もアルバイトをしてスニーカーやデニムを買いあさった。
やっぱり一番勉強になるのは、店に行って実物を見ること。
そんな純情な気持ちで研究したリーバイスの中でも一際輝いて見えたデニムより格上の60年代のスエードジャケット。
当時店に飾ってあったあの光景を今でも思い出す。たしか18歳ぐらいの時、当時6万ぐらいでやっと自分の体型にあうものを手に入れることが出来た。
それからというもの、ヴィンテージの価値観はプロになることによって変化していったが、日本にいても、アメリカにいても、どれだけ引越しをしても、このスエードジャケットだけはずっと自分のクローゼットの中にいた。
サイズもたしか42ぐらいのサイズだけど、痩せていた時も今もずっと自分の体型にフィットするというかなぜかしっくりくる。
そんな不思議な縁のあるスエードジャケット。
ただスエードの素材は劣化がしやすい。
そろそろ、自分の一番納得できるスエードを作って、この型を復刻したいと思うようになった。
デザインとかそういう問題はそこにはない。
このスエードジャケットにはデザインは必要ないと思いながら、
復刻するためにスエードの素材開発に注力した。
1番のポイントは革の柔らかさ。
長年、ポコポコした感じのスエードが気に入っていなかったので、唯一の悪いポイントを改善して復刻しました。
とにかく25年ぐらい思い入れのあるアイテム。
Varde77の3RD TYPE VINTAGE SUEDE JACKETが皆さんの永遠の定番となってくれれば、本当に嬉しいです。











今回の復刻のタイミングでスエードパンツも同時リリース。








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